はじめに
2012年 秋
40歳位も半ばを過ぎようとした頃、ふと思いつきでサーフィンをやろうと思い稲村ケ崎の海に向かった。海はもともと好きではあったが、サーフィンどころかマリンスポーツとは全く無縁であった。第何次ブームか解らないが、私が高校時代もサーフィンいやサーフファッションが流行っていた、ただ私はサーファーでは無くロッカーを目指した。しかしながら、実際波に乗ってみるとこれはこれは今まで味わった事の無い世界で、みるみるハマっていってしまった。そんなこんなしている内に、海のある生活もアリ??と思うようになってきた。
なぜ移住か
2012年 冬
私の家は当時築40年の都内のマンションで、2005年に購入。実家が4Fで階下の部屋が売りに出たので購入した。この地は私が4歳から住んでおり、人生の70%を過ごした場所だ。元々、母の実家の土地にマンションを建て、竣工同時は母の兄弟が入居していたが、それぞれの都合で売却してしまった。しかしながら、母の兄弟にとっては思い出の場所であり、東京の拠点であった。私の家族構成は当時、母、妻、長男であったが、母はアルツハイマーを患わり2013年2月に他界をした。
移りゆく街
2013年 春①
東横線渋谷駅が地下に潜り、下北沢駅も踏切がなくなりすっかり街は変わってしまった。私がこの地に住み始めた頃はまだ、玉電が走り不便な街だった。大きくなるにつれて、この便利さをさらに求めアーバン生活を満喫したものだが、年を重ねるにつれ、都会の雑踏よりも、余生はゆっくり過ごしたいと思うようになってきた。そんな頃から何となく土地を探すようになっていった。
教育環境
2013年 春②
移住するにあたり、生活はどのように変わるのか?
私は仕事場は横浜で、かつ職業柄、ほとんど住宅地で仕事をするので、都内である必要性は無い。妻も、専業主婦であり、同時に私より遅れてサーフィンを始め、元々都会は苦手な方なので問題無し!
一番影響があるのは小学生の子供だ!彼に意見を求めると大賛成。友達と別れる事についても、『海の側に引っ越せば、休みの日に遊びにくるから寂しくない」との事。子供は現金なもんだ。しかし教育環境はどうだろう?
そもそも教育環境とは? 近くに塾や習い事が出来る場所がある事が、良い教育環境と言えるだろうか?私が育ったこの場所は、昔はもっと道路で遊んでいたもんだが、安全性も含め今は皆無!良い教育環境とは子供が安全で過ごせる環境を言うのではないだろうか? なんて思ったりしてます。